夏の台湾で頂く!美味しいひんやりデザート5選
7~8月は連日35℃まで上昇し、時には40℃以上になることも多い台湾。湿気が多いため、日中は外を少し歩くだけで汗でべたべたになるほどです。
そんな暑い夏の台湾で観光を楽しむコツは、適度に休憩をはさむこと。
台湾には暑い夏を乗り切るため、美味しくて体に優しい冷たいデザートがたくさんあります。
本日は暑い夏にピッタリの台湾ならではのひんやりデザートをご紹介します。
①豆花(ドウファ)
画像引用元:柚香魚子醬的蹦蹦跳跳
豆花(ドウファ)は台湾で最も有名なデザートではないでしょうか。
豆花(ドウファ)とは、豆乳を硫酸カルシウム等の凝固剤で凝固し成形したもので、お豆腐より固く、ゼリーに近い口触りのデザートです。そこに緑豆や小豆、落花生などの豆類とシロップが加え、果物を添えたものが一般的な台湾の豆花です。
ふるふる柔らかな豆花は脂質が少なくヘルシーで、ダイエット中にも食べられるデザートとしても人気。タピオカやタロイモなど、色んな具ともマッチします。
夏はキンキンに冷やして、氷をのせる食べるのがが台湾流!食欲がない夏の暑い日も、さらっと食べることができます。
②台湾かき氷
夏に人気がある台湾デザートといえば、なんといってもかき氷です。日本のかき氷は苺やメロンなど甘いシロップをかけて食べることが多いですが、台湾のかき氷にはトッピングに練乳や小豆、緑豆、タピオカ、季節に応じたフルーツがのっているのが特徴です。
また台湾のかき氷には削り方による差で三種類のデザートに分けられます。
1.雪花冰(シュエフアービン)
画像引用元:アイスモンスター
雪花冰(シュエフアービン)とは、いわゆる「ふわふわかき氷」です。雪のような触感で、口に入れるとふわりとすぐに溶けてなくなってしまいます。氷そのものに味がついているため、シロップ等を何もかけずに楽しむこともできます。生のフレッシュマンゴーをトッピングした雪花冰が一番人気。
2.剉冰(ツォビン)
画像引用元:https://tripmoment.com/Trip/799
日本のかき氷の削り方と最も近い剉冰。シャリシャリ食感を味わうことができます。豆類やタロイモなどのトッピングの上から氷をかけるのが一般的。
3.刀削冰(ダオシャオビン)
画像引用元:瘋熊的異想世界
がりがりとした食感のクラッシュアイスが楽しめる刀削冰。氷柱を包丁で削って作ります。雪花冰とは真逆の刀削冰。日本のアイスボックスがお好きな方にはハマるのではないでしょうか。
みなさんどの削り方のかき氷が好みでしょうか。台湾へ行ったらぜひ試してみてください。
③愛玉ゼリー(オーギョーチ)
画像引用元:大紀天
愛玉(オーギョーチ)は、台湾北部の山間地に自生する植物です。乾燥させた実を水の中で揉み込むと、固まるという性質を持ち、ゼラチン等を入れずともゼリーのような触感を作り出すことができます。その後冷やし固めれば愛玉ゼリー(オーギョーチ)の完成です。
愛玉自体に味はないため、レモン汁やシロップをかけて頂きます。
オーギョーチは食物繊維が豊富で、腸を綺麗にする効果やむくみを解消する効果もあるので女性には嬉しい食べ物です。かの楊貴妃も好んで食べ、彼女の美の秘訣となったとのこと。
④涼圓(リャンユェン)
涼圓(リャンユェン)は夏に食べられるひんやりとした、日本の水まんじゅうに似たお菓子です。一口サイズで食べられるので、食べ歩きやちょっと小腹が空いたときにもぴったり。中にはカラフルな涼圓もあり、お店によって中の餡にも工夫が。つるつるプルプルで、見た目にも涼しげなお菓子です。
⑤仙草凍(ツエンツァオドン)
画像引用元:https://angelala.tw/funsweet/
仙草凍(ツエンツァオドン)とは、仙草というシソ科の植物を乾燥させたものに重曹を加え、煮詰め冷やし固めたゼリーを指します。そのままでは苦みがあるため、甘いシロップをかけて食べるのが一般的です。またタロイモや小豆やタピオカなどをトッピングすることも多いです。仙草には解毒効果があるため、肌荒れや便秘にも効果的。また体の中の血液を冷やす効果もあるので、夏バテや熱中症予防に効果的だとか!暑い台湾の夏を乗り切るにはピッタリのデザートです。
まとめ
以上5つの台湾ひんやりデザートをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
海外旅行は楽しく、ついつい無理をしすぎてしまうもの。
台湾の甘くておいしいひんやりデザートで一息いれながら、熱中症や脱水に気を付けて、楽しんでくださいね。